
みかんなどの柑橘類にはいろんな種類が数多く分かれています。
どの品種がどの仲間と同じ?理解するだけでも一苦労ですよね。
そんな数多くある種類から今回は夏みかんの種類についてご紹介して行こうと思います。
夏みかんにはどんな種類のみかんがあるのか?
種類は違うけど、夏みかんと同じ時期に食べられる柑橘類はどんなものがあるのかなどをご紹介していきます。
目次
夏みかんの種類は何があるの?

夏みかんと言えば梅雨時期から初夏にかけて見られるみかんで、普通のみかんよりも大きくてゴツゴツしているイメージですね。
そんな夏みかんはどんな種類があるのでしょうか?
実は夏みかんだけに絞って種類分けをすると2種類しかないのです。
少ないと思うかもしれませんが、夏みかんはミカン科のミカン属、雑柑類の中の1つにすぎません。
雑柑類の中だと、夏みかんのほかにハッサクやいよかんなども同じ仲間です。
なので夏みかんに絞って種類分けをすると
- 夏みかん
- 甘夏(あまなつ)
この2種類しかありません。
と言っても甘夏はもともと夏みかんの枝分かれなので実質は一種類になるのかな?
夏みかんと甘夏それぞれの特徴は?
夏みかんの種類の中には甘夏と言うみかんが含まれています。
それではそれぞれどんな特徴があるのかご紹介していきます。
夏みかんの特徴
夏みかんは一般的なみかん(温州みかん)と比べると、見た目の大きさや味に違いがあります。
見た目は手のひらに乗らないくらい大きく、重さもずっしりとしていて温州みかんと比べると全く違います。
味は酸味が強くそのまま食べるには少しつらいと感じる方もいるかと思います。
なので食べ方としてはジャムやマーマレード、ゼリーなどに加工して食べることが多いようです。
最近は店頭に並ぶことも少なくなってきたようで、この夏みかんはだんだんと食べやすい甘夏に変わってきています。
甘夏の特徴
甘夏は夏みかんの一種で、もともと夏みかんの枝変わりとして誕生しました。
簡単に言うと突然変異みたいなものです。
この甘夏は甘夏と名前が付けられるくらいなので、普通の夏みかんよりも酸味の抜けが早く甘みが強くなっているのが特徴です。
見た目の大きさも夏みかんと比べると少々小ぶりでツヤもあります。
夏みかんよりも食べやすいことから、食用としては甘夏の方が一般的になっています。
さらにこの甘夏にも枝変わりで「新甘夏(サンフルーツ)」と言う品種が誕生しています。
この新甘夏は従来の甘夏よりも糖度が高く、ですがしっかりと酸味があるのが特徴です。
どちらもサッパリとした爽やかな味わいなので気になる方は一度ご賞味あれ。
夏みかんと同じ時期に食べられる柑橘類は?
夏みかんの種類は2種類だけなので少々寂しいですね。
なのでついでに夏みかんと同じ時期に収穫し、食べられる柑橘類をご紹介します。
収穫時期などの参考はのま果樹園さんのホームページを参考にしました。
こちらのホームページに載っているカレンダーによると、夏みかんと同じ時期に食べられる柑橘類は
- ニューサマーオレンジ
- 河内晩柑(かわちばんかん)
- ブラッドオレンジ
- 清美タンゴール
- カラマンダリン
気候や成長状況によって収穫時期は前後すると思われますが、記載されているカレンダーによると、この5つが夏みかんと同じ時期に収穫されるようです。
のま果樹園さんのホームページにそれぞれの特徴などが紹介されているので、気になる柑橘類があればチェックしておきましょう。
中には希少な物もあり、数に限りがあります。
どれも人気がある物ばかりなので売り切れになる前にお早めにお求めください。
夏みかんにはどんな種類があるの?まとめ
今回の記事で夏みかんの種類は
- 夏みかん
- 甘夏(あまなつ)
この2種類しかないとご紹介しました。
恥ずかしながら私は小さいころ、皮が厚く大きいみかんは全て夏みかんだと思っていました汗
ですが調べてみると、見た目が似ていても品種が全然違う物が数多くありますね。
夏みかんはその中の1つの種類というわけです。
夏みかんと同じような時期に収穫される柑橘類もあり、味比べしてみるのも面白いかもしれませんね。