夏みかんのピール

夏みかんを含め柑橘類などの皮には栄養がとても多いことで知られています。

ですが、皮を生で食べるなんてできませんよね?

夏みかんの皮なんて特に苦味が強くなかなか食べられません。

そこで夏みかんの皮をおいしく食べやすくした料理が

夏みかんのピールです。

この夏みかんのピールは、ネックとなる苦味を最小限におさえて食べやすくした方法です。

なので今回は夏みかんピールの作り方を手順にそってご紹介していきます。

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【夏みかんのピール】作り方

まずは下準備として以下の物を用意します。

  • 夏みかんの皮(好きな分だけ用意)
  • 砂糖(夏みかんの皮と同じ重さ)
  • グラニュー糖適量(最後に使います)

夏みかんの皮の数は好みで増やしたり、減らしてもかまいません。

ですが、食べる人数を計算に入れながらできるだけ食べきれる量にしておきましょう。

砂糖の量は夏みかんの皮の重さと同じ量の砂糖を用意しますが、夏みかんの皮は思ったよりも重たいので砂糖の量も意外と多くなります。

それでは夏みかんピールの作り方手順に移っていきます。

【手順1:夏みかんの表面の皮を削る】

始めに夏みかんの外皮全体の表面をピーラーでうすく削ります。

無理に削らなくてもいいのですが、夏みかんの皮の表面は苦みがあるので苦手な方は削っておきましょう。

削らない場合は、皮の表面に農薬やワックスが付いている場合があるので必ず丁寧に洗いましょう。

【手順2:夏みかんの皮をむく】

夏みかん全体を薄く削ってから、夏みかんの皮をむいて、1口サイズに切り分けます。

いったん3つから4つに大きく切って、1cm幅くらいに千切りの要領で細長く切ると簡単です。

【手順3:夏みかんの皮をゆでる】

夏みかんの皮をたっぷりの熱湯でゆでます。

落としぶたをして、2~3回差し水をしてゆでると柔らかくなります。

【手順4:夏みかんの皮を冷やす】

皮が手でちぎれるくらい柔らかくなったら、ざるにあげて水につけて冷やします。

皮が冷えたら水を取り替えて、一晩漬けておきます。

【手順5:夏みかんの皮の水を切って重さを計る】

一晩漬け終わったら夏みかんを水からあげて、水分をしっかり切ります。

夏みかんの皮だけの重さを計って、同量の砂糖を用意します。

【手順6:夏みかんと砂糖を合わせて煮詰める】

夏みかんの皮と砂糖を鍋に入れて、弱火で煮詰めると皮が透明になります。

【手順7:乾燥させて出来上がり!】

夏みかんの皮が透明になったら、ざるにあげて蜜をこします。

粗熱がとれたら、うちわや扇風機を使って水分をとばしながら乾かします。

乾燥させるまで半日~1日、完全に乾燥させようと思ったら数日はかかります。

数日かけて乾燥させる場合は、カビの発生に注意しましょう。

無事に乾燥出来たら表面にグラニュー糖を適量まぶしてできあがりです!

お疲れさまでした!

残った夏みかんの蜜は夏みかんピールには使いませんが、保存して食べることができます。

ペクチンが含まれるので、マーマレードに使うこともできますよ。

夏みかんのピールにはこんなメリットが

嬉しい

夏みかんの皮には、漢方薬やハーブティーで使われるくらい健康効果があります。

夏みかんのピールを常備しておくと、夏みかんの皮の効果がいつでも気軽に食べられます。

そして夏みかんなど柑橘類の皮は、身体を温める効果が高く、血行も良くなります。

漢方薬では、みかんの皮を干したものを陳皮(ちんぴ)と言い、身体を温めたり咳止めになる漢方薬です。

なので血行が悪く冷え性になりがちな方には、夏みかんのピールで気軽に改善ができますね。

夏みかんの皮は苦味が強く食べにくいのですが、夏みかんのピールは皮をゆでるので苦みが強すぎません。

ほどよい苦みで、苦み成分の栄養だけを摂取できるのもうれしいメリットです。

最後にちょっとした豆知識

この夏みかんピールの作り方は、山口県の人から教わったものです。

夏みかんは山口県の名物で、道の駅に行くと夏みかんピールを販売しています。

日本初の夏みかんピールを作った人も、山口県の人で、萩市の森重政喜という人物が日本で最初に夏みかんのピールを作ったと言われています。

山口県の人から、「ビールじゃなくてピールだからね!」と聞いたこともあります(笑)

ちなみに夏みかんピールの「ピール(peel)」は、果物の皮の意味です。

夏みかんのピールをたくさん作りたい方は、春先に夏みかんが安くなったりするので大量購入にオススメです。

安い時期に大量に買って作り置きしておくのも良いですね。