
普段私たちが何気なく食べているみかんですが、実のつぶつぶを包んでいる薄皮の正式な名前ってご存知ですか?
ほとんどの方は
- 薄皮
- 小袋
などのように言っているのではないでしょうか?
正式名称なんて知らなくても人生の中で損することはほぼ無いと思いますが、一度疑問に思うと気になりますよね?
その薄皮の名前を漢字を含めて次の項目でご紹介します。
目次
みかんの薄皮の名前は「じょうのう」
いきなり答えを言ってしまいますと、みかんの薄皮部分の正式な名前は
「じょうのう」
と言います。
この名前を知っている方はほぼいないので、知っているだけで一目置かれるかもしれませんが、更に漢字が書けるとより驚かれるかもしれません。
その「じょうのう」を漢字で書くと
「瓤嚢」
と書きます。
初めてみる漢字ですね・・・
これをすぐに読める方はいるんでしょうか・・・?
ちなみにとあるJAさんは
こんなん検索できるかいな。 pic.twitter.com/pcGCCbdSl3
— 清嶋直樹 (@naokiyoshima) 2017年11月8日
読めるものなら読んでみろ!
と言わんばかりの挑戦的な広告を出しています(笑)
東大生でも読めない漢字
そんなみかんの薄皮「瓤嚢(じょうのう)」ですが、
このJAにしうわさんが事前に東大生に、この漢字の読みを問題として出したところ
なんと正答率0%
と言う結果に!
ところが、あの東大生でも読めない漢字を、みかんで有名な愛媛県民の方に問題を出したところ
愛媛県民の方は正答率は5.7%と言う結果になったそうです。
いくら5.7%と言っても、さすがみかんで有名な愛媛県民の方ですね。
みかんの薄皮には意外にも栄養豊富
上記の説明でみかんの薄皮の正式な名前は「じょうのう」漢字では「瓤嚢」と説明しました。
ここからはその薄皮に含まれる栄養を軽く説明していきます。
薄皮は捨てる派な方も食べる派な方も、一度目を通しておいて下さいね。
「ペクチン」と言う食物繊維の一種
ペクチンと言う名前はあまりなじみがないかもしれませんが、食物繊維と聞くと分かりやすいですね。
簡単に説明すると食物繊維のイメージ通り、ペクチンには体の腸内を整える作用があり、便秘や下痢といった悩みの改善に一役買ってくれます。
このペクチンはみかんの薄皮に多く含まれていると言われていて、果肉だけの物と薄皮付きを比べるとなんと4倍の差があると言われています。
薄皮を捨てるなんてもったいない!
もう一つは「ヘスペリジン」
もう一つの栄養成分は「ヘスペリジン」と言われる成分で、血管を健康に保つ働きがあると言われています。
主に血管の柔軟性や毛細血管などに効果があります。
これが要因なのか、みかんをたくさん食べる地域の方は脳卒中での死亡率が低いとの報告があるようです。
みかんの薄皮の名前まとめ
後半は話が脱線してしまいましたが、もう一度復習してみましょう。
みかんの薄皮の正式な名前は
「じょうのう」
漢字で書くと
「瓤嚢」
でしたね。
明日から使える雑学なので、もし話のネタに困ったら一度この知識を披露してはいかがでしょうか?