接ぎ木

家庭菜園が趣味の方は様々な野菜や果物を栽培していることかと思います。

野菜であれば種を植えて育てるだけなので皆さん大体想像つくと思いますが、みかんを育てる場合はそうもいきません。

みかんを育てる、または増やす場合

接ぎ木

と言う方法が一般的になります。

庭のみかんをもう一本増やしたいなぁなどの場合に接ぎ木をして増やすのですね。

なので今回は、そのみかんの接ぎ木方法をご紹介します。

ですが失敗を避けるためにも出来るだけ専門書を読んだり、可能であれば専門家の指導を受けることをオススメします。

接ぎ木以外にも挿し木と言う方法もありますが、こちらは成功率の低さからあまり一般的ではありません。

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みかんの接ぎ木の基本手順

カラタチ

接ぎ木とは、ある植物の親木に別の木から新たな枝を接ぎ足す方法のことです。

さまざまな場面で使われていますが、みかんの場合は苗木を増やしたい品種を親木に、つまり台木に接いでいきます。

おいしい品種を見つけたら、その穂木と台木さえ準備できれば増やしていくことが可能なのです。

接ぎ木するための台木はカラタチが一般的と言われていますが、ユズや夏みかんでも台木として使えます。

ですが、成長速度が速い事やみかんの穂木との相性など様々な利点からカラタチでの接ぎ木がやりやすいようです。

>>カラタチの台木を見てみる<<

接ぎ木の方法は動画にもあり、大変参考になりますので見ておきましょう。(この動画はシークァーサーを台木にしていますが、カラタチでも基本的な方法は同じです)

みかんの接ぎ木手順1

丈夫な台木が準備できれば、そこに接ぎ足す枝や品種もうまく育ってくれるようになります。

台木はその字の通り、台として使用するのが目的のため、小枝など不要な部分から切り落とし、さらに株元に近い部分からバッサリと切ってしまいます。

台木に接ぐ木のことを穂木と呼び、穂木は生長の盛んな新梢を選んでおきます。

みかんの接ぎ木手順2

穂木は先をナイフで斜めに削っておき、内部の構造が良く見えるようにしておきます。これは台木にしっかりと接ぐための工夫です。

台木に固い木質部まで達する切り込みを入れたら、そこに穂木を挿し込みます。園芸用のテープで台木と接ぎ木をしっかりと巻き付け、固定します。

細い枝同士なら洗濯バサミで挟んだり、支柱などで支えるとより安定しますが、このままでも自然に癒着しますので大丈夫です。

みかんの接ぎ木に適した時期は?

接ぎ木をする時期には、木の根が活動的になる3月下旬から5月中旬ごろまでが適しています。

また、秋ごろの9月から10月にかけてもおすすめです。

そもそも台木の根が弱ってしまっていると、接いだ品種にも悪影響を及ぼしますので注意しましょう。

これ以外の時期に行う場合は、とにかく乾燥しないように厳重な管理を行うことが必要です。

冬の寒い時期は霜対策として、大きな布をみかんの木全体にすっぽり被せてしまいましょう。

接ぎ木の注意点

接ぎ木の台木と穂木には、相性があります。

もちろん台木と穂木が同じ品種ならぴったりですし、近い品種を選べば問題はそう起こりません。

しかし、遺伝的に相性の優れない品種同士もありますので、あまりにもかけ離れた種類を使う際は充分に気をつけてください。

台木選びに迷うのであればやはりカラタチを選んでおいた方が無難でしょう。

台木や穂木の切り口は、そのまま放置すると乾燥してしまったり、余計な菌が付着したり繁殖したりして腐敗するおそれがあります。

そのため、穂木を採取してから接ぎ木をするまで何日か空く場合は、乾燥などを防ぐため、袋などにくるんで冷蔵庫に入れておくようにしましょう。

また、接ぎ木の際にも双方の切り口に専用の薬剤を塗ることが必須です。

この薬剤はホームセンターなどで販売されています。

みかんを接ぎ木で増やす方法とは?まとめ

みかんを増やしたい場合に有効な方法は接ぎ木です。

物凄く簡単に手順をまとめると

  1. みかんの穂木とその台木を準備
  2. 台木と穂木を繋げる
  3. 繋げた部分をテープでぐるぐる巻き

物凄く簡単に手順を説明するとこんな感じです笑

独学で接ぎ木をしてもいいのですが、やはり専門書を読んだりや専門家(もしくは接ぎ木をやった事のある人)に指導してもらう方が成功の確率は上がります。

接ぎ木の方法を知っていれば、例えばご近所さんのみかんの木から穂木をもらって自分の庭で育てることも可能です。

興味のある方は是非一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。