
みかんは甘くて美味しい果物でその上、栄養も豊富なので子供からお年寄りまで人気の果物です。
特にお子様は食欲を抑えきれないのか、気付けばみかんの皮が山積みになっていたりします汗
スナック菓子と違い、栄養のある物を食べているので多少は安心するものの、やはり気になるのが
虫歯
ではないでしょうか?
もちろん大人の方も例外ではなく虫歯は気になるところですよね。
そこで今回はみかんは虫歯になりやすい果物なのかどうなのかをご紹介していきます。
目次
みかんは虫歯になりやすい?なりにくい?

みかんは甘い果物なので虫歯になりやすいのか、それともなりにくいのか気になるところです。
始めに結論を申しますと
みかんはどちらかと言うと虫歯になりにくい果物と言えます。
ただし、なりにくいと言っても虫歯の原因を作らない訳ではないので注意が必要です。
それではみかんがなぜ虫歯になりにくいのか、説明していきます。
まずは虫歯になりやすい食べ物の条件から見てみると・・・
みかんが虫歯になりにくい理由の前に、逆に虫歯になりやすい食べ物の例を出してみると
- チョコレートなどの砂糖たっぷりのお菓子
- 同じく砂糖たっぷりの甘いジュースなど
- ポテトチップスなどの歯と歯の間に残りやすいスナック菓子
いかにも虫歯になりやすそうな食べ物ばかりですね・・・
これらを見てみると分かる事は
- 糖分たっぷり
- いつまでも口の中に残る
- だらだら時間をかけて食べるもの
これらの項目に当てはまるものが、虫歯になりやすい食べ物と言えます。
逆にこれらに当てはまらない物が虫歯になりにくい食べ物です。
これを踏まえた上で、みかんを見てみましょう。
みかんが虫歯になりにくい理由
上記の説明したことを踏まえて、みかんに当てはめてみましょう。
まずはスナック菓子にたっぷり使われている砂糖などの糖分ですが、当然使われていませんね。
みかん自体にも成分として糖分はあるのですが、スナック菓子やジュースに比べるとかなり少ない量と言えます。
次に口の中に残りやすいのか?と言う事に関してです。
食べた事のある方は分かると思いますが、サラっと食べれてしまうのではないでしょうか?
チョコレートのように口の中が甘ったるくなることもほとんどなく、甘いけれどサッパリとした印象です。
これらの理由から、どちらかと言うとみかんは虫歯になりにくい果物と言えます。
ただし虫歯にならない訳ではない

いくらみかんは虫歯になりにくいと言っても、虫歯の原因にならない訳ではありません。
あくまでお菓子などの虫歯になりやすい食べ物と比較したうえでの話です。
当然みかんには虫歯菌をやっつける都合のいい成分なんて物も含まれていません。
虫歯になりにくいからと言って、大量にみかんを食べたり、長い時間をかけてだらだら食べるのはやめましょう。
どんな食べ物もそうですが、食べたら必ず歯を磨くことが虫歯予防の基本です。
みかんを食べても必ず歯を磨きましょう。
みかんは虫歯になりにくいけど意外な落とし穴も!?

みかんは虫歯になりにくい果物として紹介していきましたが、虫歯ではない別の歯のトラブルになる恐れがあります。
その歯のトラブルとは
「酸蝕歯(さんしょくし)」
と呼ばれる異常です。
この酸蝕歯とは簡単に言うと酸が歯を溶かすことを言います。
みかんは酸性よりの果物なので、この症状になる恐れもあります。
とは言え酸性の食べ物はみかんだけではありません、普段の食生活に酸性の食べ物はあります。
あまり気にしすぎては食べるものが無くなってしまうので、食べ過ぎない事と日ごろのケアを心がけましょう。
日ごろの食生活と歯磨きなどのケアで十分酸蝕歯のリスクは抑えられます。
みかんを食べたからと言って、すぐに歯が解ける訳ではないので誤解しないようにしましょう。
みかんは虫歯になりやすい果物?まとめ
特にお子様を持つお父さんお母さんには気になる、みかんは虫歯になりやすい果物なのか?と言う記事をご紹介しました。
結論としてみかんは虫歯になりにくいと言えます。
ですが、虫歯になりやすい物と比較したうえでの結論なので虫歯にならない訳ではありません。
虫歯予防の基本の1つは歯磨きです。
どんなものを食べても、食後にはしっかり歯を磨くことが大切です。
その他みかんは酸性の果物なので、酸蝕歯(さんしょくし)と呼ばれる症状のリスクがあります。
ですがこれも食生活に気をつけ、やはり歯磨きなどの日ごろのケアで予防は出来ます。
結局全部ひっくるめると、歯磨きは大切という事ですね(笑)