アゲハ蝶の幼虫

みかんを栽培している方にとって害虫は悩みの種の1つです。

すす病の原因にもなる害虫(アブラムシやカイガラムシなど)が悩みの大半をしめるのですが、中にはみかんの葉っぱにウネウネ動く幼虫の姿も!

どうやらみかんの葉っぱをムシャムシャ食べているようです。

このままでは光合成に必要なみかんの葉を食べつくされてしまう可能性も出てきますので、この幼虫の正体や原因そして対策などをご紹介していきます。

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みかんの葉に付く幼虫は何なの?

アゲハ蝶

みかんの葉っぱに幼虫の姿が見えることがあります。

実はこの幼虫の正体、アゲハ蝶の幼虫なんです。

アゲハ蝶の幼虫は基本的に柑橘類(かんきつるい)の葉を食べるので、みかん以外にもレモンやゆずなどの葉っぱも食べます。

餌が豊富にある木に卵を産み付ける為、孵化した後の幼虫は餌に困る事が無いのですね。

みかんの木はアゲハ蝶の幼虫しかつかないの?

柑橘類の葉っぱを食べる幼虫は基本的にアゲハ蝶と言われていて、例えばモンシロチョウはみかんの葉っぱは食べません。

モンシロチョウの幼虫は基本的にアブラナ科の植物(キャベツなど)を餌として食べますので、みかんの木にはほぼ生息しません。

この習性を利用すればモンシロチョウを捕まえたい時、アゲハ蝶を捕まえたい時にそれぞれの生息域に行けば幼虫を捕まえる事が出来るかもしれません。

ただし農薬散布などで害虫対策をしていた場合は全滅している可能性もあります。

アゲハ蝶の幼虫を放っておくとどうなるの?

上記でも少し説明をしましたが、アゲハ蝶の幼虫はみかんの葉っぱを食べます。

葉っぱを食べるという事は、植物に必要な光合成が出来なくなるという事です。

幼虫の数が少なく葉っぱも数枚程度無くなるくらいであれば、みかんの木に影響はないでしょう。

ですが意外とアゲハ蝶の幼虫は食欲旺盛でモリモリ食べます。

幼虫が大量発生していた場合はあっという間に葉っぱが食べつくされてしまう可能性もあり、成長が遅くなったり最悪の場合実がならなかったりもしてきます。

みかんの木を守りたいのであればアゲハ蝶の幼虫対策をしていく必要が出てきます。

下の動画のようにモリモリ食べます汗

アゲハ蝶の幼虫対策は?

アゲハ蝶は見た目がきれいでそんな幼虫を対策するなんてかわいそう!

と思う方もいるかもしれませんが、確かに心が痛いです。

ですが農家の方にとっては死活問題でもあります。

みかんの木を守りたい場合は幼虫対策をしていく必要がありますが、幼虫の数や植えている規模によって臨機応変に対策していきましょう。

幼虫の数が少ない又はみかんの木が数本程度

害虫対策と言えば農薬散布をイメージするかもしれませんが、人間の口に入る物なのでなるべく農薬は控えたいところです。

なので見た感じ幼虫の数が少なそうだったり、家庭菜園ほどの規模(数本程度)であれば手間かもしれませんが、一匹づつ取り除く事をオススメします。

なぜオススメかと言うと、自分の手で幼虫を取り除くという事は自然とみかんの状態を観察出来るからです。

普段遠目で何となく見ていた木も近づいて見ることで

  • 病気の発見
  • 別の害虫の発見
  • 実はアゲハ蝶の卵がビッシリ!

などの発見が出来るかもしれません。

みかんの木の健康診断と割り切って手で取り除いてみましょう。

幼虫の数がが大量又は大規模にみかんを植えている

どうしても幼虫が触れない方や幼虫が大量発生している、そして大規模にみかんの木を植えている方は農薬に頼る事になりそうです。

植えている数が数本程度であればホームセンターなどに売っている殺虫スプレーで十分ですが、大規模に植えている場合は専用の農薬を散布せざるを得ません。

どうしても無農薬にこだわるのであれば1匹づつ手作業で駆除していくしかないのですが、無理な場合は農薬の選択肢も考えておきましょう。

みかんに付く幼虫は何?まとめ

みかんの木についている幼虫はアゲハ蝶の幼虫でした。

アゲハ蝶の幼虫は光合成に必要なみかんの葉っぱを食べてしまうので対策が必要です。

対策をしていく場合は出来るだけ農薬を使いたくないものですね。

幼虫の数が少ないのであれば、思い切って自分で飼ってみるのも1つの手ですね。

お子様がいる場合、アゲハ蝶の成長過程を勉強させる目的でも貴重な体験になりますよ。

いずれにしてもみかんを大切に育てたいのであればやはり何かしらの対策は必要になってくるでしょう。