
みかんには様々な栄養素が含まれていて、健康維持に良い果物として注目を集めていますね。
美肌効果に疲労回復効果、さらに風邪予防まで万能な果物として知られています、
そんな健康維持に万能なみかんに、さらに血管の健康までもカバーできる力をご存知ですか!?
今回はみかんを食べると血管にどのような良い影響をあたえるのかご紹介していきます。
目次
みかんは血管にいい影響を与える?
私たちが生きていくうえでとても大切な血管ですが、最近では食生活や生活リズムの乱れから血管がボロボロになっているケースも多いと聞きます。
そんな不健康な血管を、みかんを食べることで健康な状態を保ってくれる期待が持てるそうなのですが、それがいったいなぜなのかこれから説明していきます。
ヘスペリジン(ビタミンP)
まずみかんに含まれている栄養素の中にヘスペリジンと言う物が含まれています。
このヘスペリジンはビタミンPとも言い、毛細血管の強化に役立つと言われています。
強化と言ってもガチガチに固めるイメージではなく、強くそしてしなやかな血管にしてくれる作用があるとされています。
ただし、みかんに含まれるヘスペリジンは水に溶けにくい性質があるようで、体に吸収されにくいと言う弱点があります。
なのでみかんを大量に食べたからと言って血管が物凄く頑丈になったと過度な期待はしない方がいいでしょう。
β−クリプトキサンチン
もう一つはβ−クリプトキサンチンと言う栄養素です。
このβ−クリプトキサンチンは体にとって様々なメリットがあげられますが、その中に動脈硬化リスクの低下も期待できると言われています。
みかんをよく食べる人と食べない人の動脈硬化発症リスクの差は、みかんを食べない人に比べておよそ45%もリスクが低下していることが調査の結果分かったそうです。
しかしこれも注意点があります!
たばこを吸ったりお酒を飲んだりすると、せっかくβ−クリプトキサンチンを摂取してもその濃度が低下してしまう事が分かっています。
なので普段の生活習慣を見直すことも大事ですね。
この結果みかんを食べると血管の年齢が下がると言ってもいい!?
上記の栄養素がみかんには含まれていて、様々な研究結果もある事から分かる通り、
みかんを食べることで血管の年齢が下がる(健康状態を維持)と言ってもいいでしょう!
ただしみかんを食べたからと言って、甘いお菓子や脂っこい食べ物を食べまくる、喫煙や飲酒も普段より多くても大丈夫なんてことはありません。
普段の生活習慣が悪ければ、いくらみかんを食べても全く効果はありません!
まずは自身の生活習慣を見つめ直すことから始めてみましょう。
みかんは出来るだけ皮ごと食べよう

みかんはその美味しさから、果肉のつぶつぶの部分がメインになりがちです。
ですが栄養を取ろうと考えると、皮や白いスジの方が栄養が豊富なのです。
普段白いスジをキレイにとっている、または薄皮を全部取っている方は出来るだけ取らずに食べましょう。
もっと言うと外側の皮も食べるとより効果的なのでみかんの皮の名称とは?以外にもカッコいい名前だった!の後半に紹介している「陳皮(ちんぴ)」と言う方法で外側の皮も同時に摂取したいですね。
みかんを食べると血管年齢が下がる?まとめ
今回の記事でご紹介したみかんに含まれる栄養素
- ヘスペリジン(ビタミンP)
- β−クリプトキサンチン
の効果により血管の健康を保つ期待が持てる事から、血管年齢が下がると言ってもいいでしょう!
もちろん元々健康な状態の方に取っては、それ以上若返ることはないのかもしれませんが・・・
ただ食べて損はない果物であることは分かっていただけたかと思います。
健康状態の維持はご自身の生活習慣による影響がとても大きいです。
今回の記事を参考に食生活の改善としてみかんを選んでいただけたのでしたらとても嬉しく思います。