害虫のポップなイメージ

みかんに限らず植物を栽培している方にとって「害虫」との戦いは切っても切り離せない関係でしょう。

植物に影響のない虫であればいくら付いても問題はないのですが、「害」と名前が付くだけあって植物に良くない影響が出てきます。

せっかく育てたみかんが害虫のせいで台無しにはしたくないですよね。

そこで今回は、みかんの木に付く害虫の種類やその影響、そして駆除方法などをご紹介していきます。

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みかんの木に付く害虫の種類とその影響は?

みかんを栽培するにあたって、人間の手でいろいろな世話をしていきます。

その中の1つにやっかいな害虫駆除も気をつけたいことの1つですね。

それではみかんの木に付く害虫の種類や影響などをご紹介していきます。

みかんの木に付く害虫:ミカンハダニ

ミカンハダニはみかんと名前が付いていますが、みかんだけではなくその他ナシの木やモモの木にも発生する害虫です。

見た目は赤っぽい体をしていて、大きさは約0.4mmほど。

みかんの葉っぱや果実に付着して養分を吸い取り被害にあった葉は白っぽくなり、葉っぱが落ちてしまいます。

葉が落ちてしまうと果実の成長を邪魔されみかんの品質の低下につながります。

みかんの木に付く害虫:カイガラムシ

カイガラムシもみかんの木によく生息する害虫です。

カイガラムシと言ってもその種類は多く400種類以上とも言われています。

種類によって大きさや色、形などさまざまですが大きさは大体3~5mmくらいで成虫になると表面に殻を背負ったような見た目になる物が多いです。

歩行は苦手な虫で、ほぼその場にとどまっているか動いたとしてもゆっくりとした動きなのが特徴としてあげられます。

このカイガラムシもミカンハダニと同じ葉の養分を吸い取るので、みかんの成長を阻害する被害が出てきます。

しかし被害はそれだけではなく、このカイガラムシからでる排泄物をエサにする「すす病菌」の発生が考えられます。

このすす病菌が増殖すると、みかんの葉に黒いすすが付いたようなすす病に侵されます。

このすす病についてはもう少し詳しく説明している記事があるので気になる方は是非ご覧ください。

関連記事:みかんにすす病が!その原因や対策は?食べられるの?

みかんの木に付く害虫:ミカンコナジラミ

ミカンコナジラミもみかんの木に生息しやすい害虫の1つです。

成虫になると大きさは約1.5mm位になり、見た目は白っぽい羽が生えています。

木をゆすると付着しているミカンコナジラミが一斉に飛び立つ姿が見られるので、発見は分かりやすいと言えます。

この害虫も上記の害虫と同様に、葉の養分エサに吸い取り生息しています。

そしてこの害虫の排泄物などからすす病を発生させてしまう事も考えられるので、できるだけ早期に駆除しましょう。

みかんの木に付く害虫:アブラムシ

道端の雑草などでよく見かけるアブラムシもみかんの木にとって害虫です。

ミカンクロアブラムシ、ユキヤナギアブラムシ、ワタアブラムシが主な害虫と言われています。

体長は1mmから3mmほどあり、クロアブラムシが一番大きくユキヤナギアブラムシ、ワタアブラムシの順に小さい物になります。

主に新梢(しんしょう)などの若い葉の裏に寄生し、これも葉の養分を吸い取りすす病の危険性も出てきます。

みかんの木に付く害虫:アゲハチョウの幼虫

みかんの木などの柑橘類にはアゲハ蝶が住み着きます。

アゲハ蝶がみかんの木に卵を産み、羽化した幼虫が葉などをムシャムシャ食べてしまいます。

上記で紹介した害虫よりも大きく、モリモリ葉っぱを食べる様子が見られるので分かりやすいです(笑)

幼虫の数が少なければそこまで被害は少ないと考えられますが、数が多いとアッと言う間に葉を食べつくされてしまいます。

関連記事:みかんに付く幼虫は何?実は誰もが知っているあの昆虫だった!

みかんの木に付く害虫:カミキリムシ

カミキリムシも大きい害虫の1つです。

カミキリムシの成虫はみかんの葉や枝を食べるのですが、幼虫は地面に近い部分の木に穴をあけ住み着きます。

最悪みかんの木が枯れることもあるので、みかんの木に穴が開いていたら幼虫が住み着いているかもしれないので要注意です。

木くずが落ちていてたら穴をあけられた可能性があるので、必ずカミキリムシの穴を探しましょう。

みかんの木に付く害虫の駆除方法

害虫をほったらかしにしていると、みかんの成長に大ダメージを与えるので駆除しましょう。

駆除方法は育てているみかんの木の規模や、害虫の多さによって変わってきます。

家庭で栽培しているほどの小規模であれば、できるだけ農薬を使わずに駆除しましょう。

小さい害虫であればゴム手袋などをしてすり潰すか、ブラシで払い落すのも有効です。

勢いよく水をかけて洗い流す方法もよく使われる方法です。

大きい害虫も一匹一匹捕殺で駆除します。

害虫の数が多かったり、育てている規模がそれなりに大きい、または虫を触れない方は農薬や殺虫剤で対応しましょう。

それぞれの害虫に対応した農薬や殺虫剤を購入し、駆除・予防しましょう。

カイガラムシ・アブラムシ・コナジラミ⇒ベニカベジフルスプレー

ミカンハダニ・アブラムシ⇒カダンセーフ

カミキリムシ⇒ガットサイドS

アゲハチョウの幼虫やその他の害虫⇒ベニカ水溶剤

みかんの木にはどんな害虫が付く?まとめ

今回はみかんの木に付く主な害虫たちをご紹介しました。

  • ミカンハダニ
  • カイガラムシ
  • ミカンコナジラミ
  • アブラムシ
  • アゲハチョウの幼虫
  • カミキリムシ

みかんの木を育てるにあたって、これらの害虫には気を付けたいところです。

アゲハチョウの幼虫やカミキリムシなど比較的大きい害虫だとパッと見分かりやすいのですが、目で見るのも困難なほど小さい害虫は、みかんの養分を吸われるだけではなく、すす病の発生リスク考えられるので特に注意が必要です。

普段から近くでみかんの木を観察し、早めに害虫対策をしていきましょう。